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幹細胞

幹細胞とは、さまざまな細胞のもとになる細胞のことです。人間の身体は、60兆個もの細胞でできていますが、それらを作り出すもととなっているのが「幹細胞」です。たとえば、肌の細胞は1〜2ヶ月、血液中の赤血球は約120日で新しい細胞に生まれ変わっています。そのときに大きな役割を果たしているのです。
幹細胞は、自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂する「自己複製能」と、自分以外の細胞を作り出す「分化能」の2つの能力をもっています。これら2つの特殊な能力により、新しい細胞が生まれたり、組織を修復したりできるのです。
近年、再生医療分野などでよく使われるES細胞とiPS細胞も幹細胞の一種です。ES細胞とは、「EmbryonicStemCell」の略で、日本語では、「胚性幹細胞」といいます。胚の内部細胞を用いて作られた幹細胞です。胚は、受精卵が数回分裂し、100個ほどの細胞の塊になったもので、この胚の内部にある細胞を取り出し培養したものがES細胞です。iPS細胞とは「induced pluripotent stem cell」で、「人工多能性幹細胞」といいます。人間の皮膚や血液などの体細胞に、多能性誘導因子を導入し培養することによって、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞に人工的に変化させます。

幹細胞美容
幹細胞は由来により大きく3つの種類に分類することができ、ヒト由来・植物由来・動物由来のものが存在します。特に医療や美容において頻繁に使われるのは、ヒトの細胞から作ったヒト由来の幹細胞であり、植物や動物由来の幹細胞以上のメリットがあると言われています。
幹細胞コスメに配合されているのは幹細胞を増殖させた際の培養物から抽出した培養液「幹細胞培養上清液」であり、幹細胞そのものが配合されているわけではありません。成長因子、サイトカイン、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの老化の進行を妨げる効果が期待できる様々な成分が含まれています。